「懸垂バーを買ったのに、グラついて怖くて使えない」——3年前の筆者がまさにそれを経験した。ホームジムを構築しようと最初に購入した安価な懸垂バーは、体重をかけるたびにフレームが揺れる代物だった。その後BARWING BW-BLS05に買い替えた際の安定感の差は歴然で、器具選びの重要さを痛感した。
本記事は筆者が実際に使用したBARWING BW-BLS05の体験レビューと、公開情報をもとにした2〜5位の商品比較情報をまとめています。懸垂の正しいフォームと初心者向けのやり方もあわせて参考にしてほしい。
懸垂バーの選び方【失敗しない3つのポイント】

懸垂バーで後悔する人の多くは、「タイプを間違えた」「耐荷重を軽視した」「高さ調整の段階数を確認しなかった」のいずれかに当てはまる。以下の3点を購入前に押さえておこう。
①タイプで選ぶ(スタンド式・ドア式・突っ張り式)
スタンド式は床に置くだけで安定性が高く、本格トレーニングに向く。設置には70〜100cm四方のスペースが必要だ。ドア式は既存のドア枠に設置するタイプで省スペース。壁に穴を開けずに使えるが、ドア枠の幅と強度に制約がある。突っ張り式は廊下や壁に突っ張って固定する方式で、ドア式より安定感があり、使わないときに収納しやすい。
スペースに余裕があればスタンド式が第一選択だ。賃貸・省スペース優先ならドア式または突っ張り式を選ぶ。ホームジムの費用とおすすめ器具構成も参考にすると、全体像が把握しやすい。
②耐荷重と安定性で選ぶ
懸垂は全体重をバーに預けるため、耐荷重の確認は必須だ。目安は「自分の体重+20%以上」のモデルを選ぶこと。体重70kgなら耐荷重84kg以上、余裕をもって100kg以上が安心だ。スタンド式のコスパ帯では耐荷重100〜150kgのモデルが多い。フレームの太さが安定性に直結するため、細いパイプのモデルはトレーニング中の揺れが気になる場合がある。
③高さ調整の段階数で選ぶ
高さ調整は自分の身長と天井の高さに合わせた微調整に欠かせない。段階数が多いほど好みの位置に設定しやすく、種目ごとの変更も楽だ。一般的な住宅の天井高は240〜260cmのため、最大高さが200〜210cm以内に収まるモデルが設置しやすい。最低高さも確認し、ぶら下がり健康器として使う際にバー位置が低すぎると膝が床についてしまう。
懸垂バーおすすめ5選 比較一覧【2026年版】
実使用レビューと公開スペックをもとに5製品を比較した。
| 順位 | 製品名 | 価格(税込) | タイプ | こんな人に |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | BARWING BW-BLS05 | ¥8,980 | スタンド式 | コスパ重視・初めての1台 |
| 2位 | STEADY ST115 | ¥14,990 | スタンド式 | 多機能・本格トレーニング |
| 3位 | WASAI 懸垂マシン | ¥13,990 | スタンド式 | 累計60万台の定番 |
| 4位 | Iron Gym Total Bar | 販売サイトでご確認ください | ドア式 | 省スペース・賃貸向け |
| 5位 | IROTEC ぶら下がり健康器 | 販売サイトでご確認ください | スタンド式 | 日本ブランドの安心感 |
【1位】BARWING BW-BLS05|¥8,980・筆者3年使用のコスパ最強スタンド式
筆者が3年間ホームジムで使い続けているのがBARWING BW-BLS05だ。週4〜5回、懸垂・ディップス・ぶら下がりをこなしてきたが、フレームの安定感・高さ調整のスムーズさ・ディップスバーの使い勝手のいずれも満足できる水準だ。1万円を切る価格帯でここまで実用的なモデルは他にない。
高さ調整が14段階と細かく、身長172cmの筆者でもバー位置を最適に合わせられた。トレーニング種目に合わせてバーを上下させる際も、ピンを差し替えるだけで済む。デメリットは組み立てに30〜40分かかること。一人でも組めるが、2人で作業した方がスムーズだ。トレーニングベンチとの組み合わせで、上半身トレーニングの主要種目が自宅で網羅できる構成になる。
【2〜5位】懸垂バーおすすめ4選

2位 STEADY ST115|¥14,990・多機能マルチトレーニング対応
STEADY ST115は懸垂・ディップス・レッグレイズ・プッシュアップに対応したマルチ懸垂マシンだ。耐荷重150kg・高さ10段階調整で、設置面積は106cm×95cm(公式サイトより)。価格は¥14,990(税込・2026年6月時点)とBARWINGより6,000円高いが、1台で複数種目をこなしたい人には費用対効果が高い。独自の回転式ウエストパッドを採用しており、レッグレイズがやりやすい設計になっている。
3位 WASAI 懸垂マシン|¥13,990・累計60万台の定番ロングセラー
WASAIは国内でぶら下がり健康器・懸垂マシンの累計販売60万台以上を誇るブランドだ(公式情報より)。耐荷重150kg・最大高さ218cmで、身長が高い人も足が床につかずに懸垂できる。価格は¥13,990(税込・2026年1月時点)。シンプルで組み立てやすい構造が評価されており、スタンド式を初めて購入する人にも選びやすいモデルだ。
4位 Iron Gym Total Bar|工具不要・賃貸で使えるドア式
Iron Gymは「ドア枠に引っ掛けるだけ」で設置できるドア式懸垂バーの定番モデルだ。工具も穴も不要で、壁への加工ができない賃貸での現実的な選択肢として知られる。ワイドグリップ・ナローグリップ・ハンマーグリップの3種類のポジションを使い分けられる。価格は販売サイトでご確認ください。ドア枠の形状によっては設置できない場合があるため、購入前に自宅のドア枠形状を確認しておきたい。
5位 IROTEC ぶら下がり健康器|日本ブランドの安心感を重視する人向け
IROTECは1972年創業の日本のスポーツ用品ブランドで、ぶら下がり健康器を長年ラインアップしてきた国内メーカーだ。日本語でのサポート対応を重視する人や、国内ブランドを選ぶ方針の人に向く選択肢といえる。価格・スペックの詳細は販売サイトでご確認ください。スポーツショップや大手ECでの取り扱いが多く、実物を確認してから購入しやすい点もメリットだ。
懸垂バーに関するよくある質問

賃貸マンションでも設置できますか?
スタンド式(床置き)は壁に固定しないため、賃貸でも問題なく使える。ドア式は取り付け・取り外しが簡単で穴も不要だが、ドア枠の形状次第では設置できない場合がある。突っ張り式は壁材の種類によって使用不可のケースがあるため、管理規約の確認を先に行うことを推奨する。スペースさえ確保できれば、スタンド式が最も制約が少ない。
懸垂が1回もできない場合はどうすれば?
懸垂ゼロ回から始めるなら「ぶら下がり」から入るのが正解だ。10〜30秒ぶら下がるだけで握力と広背筋への刺激が得られる。次のステップは足を軽く地面につけた補助懸垂で動作パターンを覚えること。慣れてきたら足を完全に離してフルレンジで行う。器具なし自宅筋トレメニューと組み合わせて、まずは体幹と上半身の基礎筋力を積み上げるのが遠回りのようで近道だ。
まとめ|懸垂バーはコスパで選ぶならBARWING BW-BLS05が最適解
- 選び方の3ポイントは「タイプ(スタンド・ドア・突っ張り)」「耐荷重」「高さ調整の段階数」
- スペースがあればスタンド式一択。賃貸や省スペース優先ならドア式も選択肢
- コスパ最強は¥8,980のBARWING BW-BLS05(筆者3年使用・ディップス兼用可)
- 多機能を求めるならSTEADY ST115(¥14,990)、定番人気ならWASAI(¥13,990)
- プッシュアップバーや腹筋ローラーと組み合わせれば、自宅で上半身トレの主要種目が網羅できる
※価格はすべて2026年6月時点の情報です。最新の価格は各販売サイトでご確認ください。


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